議決権がない
ある企業の株式を購入している人は、専門用語で「株主」と呼びますが、大量の株式を保有している人には「議決権」というものが与えられます。株主は、その企業にお金を出しているわけですから、「会社=株主のもの」という図式が成り立つんですね。したがって、その企業の株式を大量に保有している人は、会社の方針などに対して「YES
or NO」の意思表示をすることが出来るんですよ。また、著しく業績が悪化した場合には、「社長解任!」などの決定を行うことも出来るんですね。
しかし、ミニ株にはこのような「議決権」が与えられません。たとえ、何億円ものミニ株を購入しようとも、あなたにはその企業に対して意見を言える立場にないのです。
「会社は株主のもの」という考え方は、とくにアメリカで徹底しています。もちろん、日本でもこの考え方が一般的であるため、もしあなたがある会社の株を買っているなら、「私は株主です」と、堂々と会社に意見できるんですよ。ところが、ミニ株しか持っていない場合は、「私はミニ株主です」と言ったとしても、「それが何か…?」と相手にされませんので、その点はちゃんと理解しておきましょう。
以前、ある上場会社に勤める人から聞いた話なのですが、「私は株主だぞ!」と叫びながら会社に文句を言ってくる人がいるそうです。ミニ株しか持っていないにも関わらずです。株主として会社に意見を述べることは構わないのですが、本当の株主であれば、「節度」と「根拠」ある意見を述べるのが常識ですね。
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